現地入りしたのは2日前。
皆が揃っての演武のリハーサルは前日のみという状態で、先生を慕う生徒の自宅の道場を借りて行われました。
普段は演武用の練習などしていなく、時間のない中どうなるかと思いましたが、普段やっていることをもとに構成を考え、和気藹々と呼吸や時間を合わせながらのリハーサルとなりました。(ちなみに今回、舞台監督的役割をしてくれたのが、日本のインストラクター渡邊氏)。
間に休憩を挟んだりしながらも、その間の先生のお話や動きをジッとみて聴き入るフランスの生徒達。海外では先生に直接教われる機会が少ないので、少しでもしっかりと観察しておきたいという印象です。
そして演武会当日。
当日の午後はパリから少し離れた郊外のエルブレーという所にある武道場での公開セミナー。
今回阿吽会を初めて知る方や、過去にセミナーを受けた事のある体験者の方等が受けられました。
セミナー後には、阿久澤先生は次回に出版される雑誌の写真撮影。
そしてパリに戻り、演武会の行われる劇場入り。
阿吽会はプログラム前半のトリ、時間は夜の9:00頃の出演となりました。
劇場に入り、舞台チェックをし、その後本番までの時間は楽屋裏で動きの確認。
そうこうしているうち、すぐに本番が回ってきました。
(※演武会の写真はこちら)
演武が終わり、楽屋裏で一息ついていると各流派の先生方が阿久澤先生に挨拶にきたり、舞台の後ろで太鼓を演奏していた方が、先生の迫力に感銘を受けて挨拶にきていた姿も見受けられました。
その後、劇場を後にして近くのカフェで乾杯!
演武が終わってホッとした事もあり、舞台上での裏話で盛り上がり、大いに笑って終える事が出来ました。
翌日の午後は再度前日と同じ場所での公開セミナー。
前日の演武を観た方達が大半を占めていました。
セミナー後にはまた先生が雑誌の取材を受け、フランスでのイベントは終了致しました。