平成最後となりました
宴会では毎度の武術談義の盛り上がりだけでなく、長野からお越しいただいた後藤さんのマジカルヒーリンググッズ?による盛り上がりもあり、楽しいひと時を過ごす事ができました。
今年は阿吽会創立15周年記念の年でもあり、パリでの演武会や、渡辺範士の海外移住、格闘家の中井先生とのコラボセミナー、会員の大会出場等、普段以上にイベントが多い年になったように思います。
これも様々な御縁のもと。来年も良き御縁に恵まれ、充実した一年となりますように。
この一年、阿吽会に関わってくださった皆様、ありがとうございました。
雑誌に掲載されました
2018年10月 フランスセミナー
2018年9月17日東京オープンセミナーレポート
秋だというのに、夏のような暑い日となりましたが、初参加の中には長野から来てくださった方もいらっしゃいました。
さて、武術ではよく「力を抜く」という事が言われますが、それはどういった事なのか。
力にも部位があり、姿勢や形が変われば使う箇所が違ってくる。といった事を理解するための一例として、腕を使ってのメソッドから始まりました。
その腕のメソッドの中では、相手に自分の腕にぶら下ってもらい、引き上げてみる。といった事も行い、この時の身体操作をそのまま突きでも同じように使えるという事で、先生が一部の参加者にミットを持たせ、軽く打って見せてくれました。
ミットを受けた参加者は、先生の腕の重さと身体の中を突き抜けていくような感じの突きに驚き、感銘を受けていました。
そして、始めは腕の力を使っていたものを次のステップでは腕の力を抜いていきながら、相手の力を体幹部で受けていく事を実験的に行いました。
この時に、力を抜くという事の意味の一つには、使いたい所を使う為の力抜きというのがあり、また単に力を抜くだけではダメで、抜くためにはそれを可能にする姿勢や位置があるのだと実感します。
続いてのステップでは、横から、前からと腰を押してもらい、押された所を戻すようにして相手に力を返していきます。
ここでは、自分が普段思っていた骨盤周りの使い方が違っていたので再認識仕直す事ができ、大きな収穫でした。
これらのメソッドの後、今度は腕を接点にした形で、互いに少し自由に相手を押したりしていく状態から、腕の力に頼らずこれまでやった事を意識しながら相手に返す体験をしていただきました。
セミナーは外部の方と手を合わせられる良い機会でもあります。
同じ「押す」のでも人によって押し方が違っていたり、押してくる部位が違っていたりするので、普段教えていただいている内容でも再認識する事や、違った場合のポイントを先生から指摘してもらえたりして、会員にとっても楽しく有意義な内容になります。
今回のセミナーでも、「ディープながら面白い」と感想をいただいたり、「先生のYouTube なんかで観る動画は迫力があるけど、あの動きはこういった身体操作があってのもので、それをセミナーで教えてもらえるので毎回参加している」といった意見もありました。
セミナー後は行きつけのお店で打ち上げ。
お酒も食事も美味しく、個性豊かな人達との楽しい懇親会になりました。
先生、参加者の皆様、どうもありがとうございました。
8/19(日)伝説的格闘家 中井祐樹先生と阿吽会・阿久澤稔先生の柔術&武術コラボセミナー開催!
当日は前半二時間が中井先生、後半二時間が阿久澤先生のセミナーとなります。
未経験者から経験者まで、どなたでも参加できる内容ですので、ご興味のある方は下記のメールアドレス宛にお申し込み下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。
【伝説的格闘家 中井祐樹先生と阿吽会・阿久澤稔先生の柔術&武術コラボセミナー】
[開催日]2018年8月19日(日)
[時間]13:00~17:00
[会場]パラエストラ東京
所在地:東京都練馬区富玉北1-6-13 カエサル江古田B1-101
[最寄り駅]
1)都営地下鉄 大江戸線「新江古田」駅 A2出口より徒歩1分
2)西武池袋線「江古田」駅 南口より徒歩6分
[参加申込方法]
1)pare-tyo@pc4.so-net.ne.jp 宛に
参加を希望するイベント名、開催日、氏名を明記してメールで申し込んでください。
2)事前申込み無しの当日参加も可能です。
[参加費]
一般 5000円
パラエストラメンバー 3000円
[お申込み先 or お問合せ]
pare-tyo@pc4.so-net.ne.jp
7月30日(月)伝説的格闘家 中井先生の「パラエストラ東京」の夜クラス内にて講習会開催!
[時間]19時~21時
[参加費]一般3,000円、中学生以下1,000円
※[HP]パラエストラ東京
[代表]中井祐樹
[所在地]東京都練馬区豊玉北1-6-13 カエサル江古田B1-101
[アクセス]
都営地下鉄大江戸線「新江古田」駅
A2出口より徒歩30秒
西武池袋線「江古田」駅
南口より徒歩6分
[TEL]090-9684-6276
[E-mail]pare-tyo@pc4.so-net.ne.jp
パリ演武会 NAMT2018 Photographs
出典:<Facebook> Nuit des Arts Martiaux Traditionnels (NAMT) より
Photo:Daniel Molinier
https://www.facebook.com/move.photo.project/photos/a.2196257700644754/2320083838262139/
一般公開セミナー in Swiss
スイスでの一般の公開セミナーは初めてで、今回、スイス在住でフランスのセミナーや秩父の合宿にも参加されているAkimasaさんが、先生がフランスで演武会をされるなら是非スイスでセミナーを開いて欲しいと企画して下さいました。
初日はAkimasaさんの生徒を中心のプライベートセミナー。
皆さん初めての対面でしたが、快く笑顔で迎えて接して下さいました。
中には、カタコトながらも日本語で声をかけてくださった人も。(^-^)
この日は「復元」をメインにした内容になりました。
次の日からは一般の公開セミナー。
殆どの参加者が阿吽会のセミナーを体験するのが初めてという事もあり、この日の主なテーマは、阿吽会の基盤となる所の紹介でした。
身体の原理を指導するにあたって、「座る。立つ。歩く。」のシンプルな原理から実演し、指導されました。
イギリスから様々な方が参加され、今回初めて阿吽会を知り、阿久澤先生の動きを見、触れた人達は、動きはもちろんの事、先生のアイデアや考え方にも感銘を受けていました。
セミナー後は野外でちょっとした懇親会。
現地に住む生徒の方が、チョコとニンジンの手作りケーキを振る舞ってくれたりして、とても美味しかったです。
最終日は午前中のみ。
昨日の復習と、実際のフリーで動くことの身体使いを説明されました。
あっと言う間に時間は過ぎ、最後には先生に質疑応答。
今回セミナー中では打撃等の時間がなかったので、空手をやっているドイツ人の方にミットを持ってもらい軽く打ち込んで見せました。
外から見ると先生の動きは軽く見えますが、目にも止まらぬパンチはかなり重かったようです(^^;;
セミナー後、近くの湖に行くと参加した皆さん達が泳ぎに来てました。
イギリスから来たメンバーは帰りの飛行機の時間があるため早めに上がり、一緒に泳げなかったのが少し残念。
その後、先生は他の生徒達と一緒に泳ぎながら少しリラックスしていました。
さらに建物の一番上の高い所から飛び込みをされ、その身体能力の高さに見ていた人がビックリしていました。
フランス、スイスとも滞在中は天気に恵まれ、空の青さが綺麗だったのが印象的でした。
フランスでは阿吽会のメンバーと演武会というイベントを一緒にやれた事、そしてスイスでは、親切で素敵な方達と新たな出会いができ交流が持てて、とても有意義な時間を共有できたことに改めて感謝申し上げます。
先生、皆様ありがとうございました。
パリ演武会&ワークショップ in France
現地入りしたのは2日前。
皆が揃っての演武のリハーサルは前日のみという状態で、先生を慕う生徒の自宅の道場を借りて行われました。
普段は演武用の練習などしていなく、時間のない中どうなるかと思いましたが、普段やっていることをもとに構成を考え、和気藹々と呼吸や時間を合わせながらのリハーサルとなりました。(ちなみに今回、舞台監督的役割をしてくれたのが、日本のインストラクター渡邊氏)。
間に休憩を挟んだりしながらも、その間の先生のお話や動きをジッとみて聴き入るフランスの生徒達。海外では先生に直接教われる機会が少ないので、少しでもしっかりと観察しておきたいという印象です。
そして演武会当日。
当日の午後はパリから少し離れた郊外のエルブレーという所にある武道場での公開セミナー。
今回阿吽会を初めて知る方や、過去にセミナーを受けた事のある体験者の方等が受けられました。
セミナー後には、阿久澤先生は次回に出版される雑誌の写真撮影。
そしてパリに戻り、演武会の行われる劇場入り。
阿吽会はプログラム前半のトリ、時間は夜の9:00頃の出演となりました。
劇場に入り、舞台チェックをし、その後本番までの時間は楽屋裏で動きの確認。
そうこうしているうち、すぐに本番が回ってきました。
(※演武会の写真はこちら)
演武が終わり、楽屋裏で一息ついていると各流派の先生方が阿久澤先生に挨拶にきたり、舞台の後ろで太鼓を演奏していた方が、先生の迫力に感銘を受けて挨拶にきていた姿も見受けられました。
その後、劇場を後にして近くのカフェで乾杯!
演武が終わってホッとした事もあり、舞台上での裏話で盛り上がり、大いに笑って終える事が出来ました。
翌日の午後は再度前日と同じ場所での公開セミナー。
前日の演武を観た方達が大半を占めていました。
セミナー後にはまた先生が雑誌の取材を受け、フランスでのイベントは終了致しました。